燃料コラム|将来、運送業者が生き残るためには・・・

個々の運送業者ができること

これまではサーチャージの浸透について、運送業界の実情に迫る考察をしてきた。

今の原油高の下、運送業者と荷主が共存するためには、荷主はサーチャージを遅かれ早かれ受け入れるしかないのが現状だが、荷主側も運送業者のためにサーチャージを簡単に受け入れては、他人の為に自分の首を絞めるような物である。

やはり、同じ仕事に以前より高い運賃を払うと言うのは、荷主側の心情としては、なかなか納得出来ない。

そこで、トラック運送業者がより充実したサービスを提供することを考える。たとえば、荷台の高さを下げたり、車高を少し上げてみたり、運ぶ荷物のサイズに左右されない、トラックそのものを改良するのである。

事実、この方法で競合他社との差別化を図り、順調に荷物を確保している運送業者もいるのだ。

あるいは交通事故の頻発する現状を踏まえ、ドライバーの質を高めるための従業員教育や、時間的余裕のある配車を組むことが、荷主に好感を持たれる方法として挙げられる。

しかし、このような方法が運送業者にとって最良の結果をもたらし得るのか。そのような付加価値を上げる金銭的、時間的、また人的余裕は、会社の規模が小さければ小さいほどないのだ。

結局のところ、燃料代が下がらないことには、経営を圧迫する要因を取り除くことはできないのだが、折りしも原油価格が下落傾向を見せている今、どこまで燃料代が下がるのか、今後の石油製品の価格動向が注目される。

2008年10月7日

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